病院で薄毛・AGAを治療するメリット

薄毛の治療で重要な要素に心のケアがあります。実際、病院によっては精神科、心療内科の医師がついてAGA/薄毛治療のチームにアドバイスを与える所もあります。

コレには薄毛特有の問題があります。

 

薄毛の悩みを理解してもらえない。

薄毛は放っておいてもそれによって死ぬことはありません。そのことをもって薄毛やAGAを病気ではないとする考えが一般的です。それゆえ、髪の毛がある人にしてみたら、それほど深刻な悩みと理解してもらえません。

それどころか、薄毛を笑いの種にするような風潮もあります。学校や職場の同僚から、会うたびに髪が薄くなったと笑いながら話しかけられる。本人も真面目な顔をして言い返すのも恥ずかしいので笑いながら受け流す。そんなことがあるのではないでしょうか。

薄毛は人の見た目に直接影響する症状です。それだけに恥かしさにつながって、人前に出たくなくなって、外出したくなくなったり、人に会いたくなくなったりすることもあります。

しかし、その苦しみ、悩みを理解してもらえません。それどころか、からかわれたりもします。余計に傷ついて悩みが深まります。

相談する人がいないので1人で悩みを抱え込むようになります。

色々な育毛剤を使っても効果が表れないので、薄毛克服はムリなのか、と絶望的な気持ちになります。

どんどん悩みが深くなってしまうのです。

 

薄毛で必要以上に自分を卑下する

「こんな頭で人に会いたくない」、「みんなが僕を見て笑っている」、と思っているけれど、実は周りはそれほど気にしていないことは少なくありません。客観的に見れば、髪の毛がそれほど薄くはないのに、「自分が持てないのは髪が薄いせいだ」と必要以上に症状を深刻にとらえる人もいます。

そうなってしまうと、例え周りの人に「それほど薄くないよ」、「気にしすぎだよ」、「自意識過剰なのではないか」、何を言われても気が休まることはありません。「気を使われている」と思って余計に症状を深刻に考えだす場合もあります。

こうした薄毛の悩みが深まると色々と支障をきたします。夜寝られない、寝不足で仕事でミスをする、勉強が手につかない、ひどくなると先ほど言ったように、外出ができない、人に会うのが億劫になる、ふさぎ込むといったうつ症状になる人もいます。

明らかに、その人にとって支障をきたす症状なのですから、薄毛は治療すべき病気なのです。

 

薄毛に対するAGA治療と心のケア

大きく2つのケースがあります。まずは、実は症状はそれほど進んでいないが、本人が異常に気にしているケース。もう一つは薄毛・AGAの症状が進行し、それゆえ不安やうつ気分を強めているケースです。

 

薄毛症状以上に本人が強く悩んでいるケース

薄毛が気になって勉強が手につかない、仕事に身が入らない、といった人に、「あなたの症状は全く問題がありません。気にしないでください」と言っても気が楽にはなりません。

そこで、ミノキシジルの外用薬を使うなどして最小限のAGA治療を行う事があります。その結果、3カ月~半年して産毛が生えてきたりすると本人も体の変化を感じて、急に前向きになることがあります。自信を強めて、晴れ晴れとした気分になります。

 

薄毛から自信を無くしているケースのAGA治療

最初のケースとは違い、本当に薄毛・AGAの症状が進行しており、それゆえ、自信を無くし”うつ傾向”を強めているケースでも、もちろんできる限りの薄毛治療を行います。

ベースとなるのはAGA治療薬を使った薬物治療。フィナステリド、ミノキシジルといったAGA治療薬の治療や、タンパク質・亜鉛等サプリメントを組みわせた治療を行います。

フィナステリドやミノキシジルを使ったAGA治療の効果は8割以上と、非常に高い効果を発揮します。

多くの薄毛に悩む患者は、薄毛は治らない、でもその現実を受け入れられない、というジレンマに苦しむわけですが、フィナステリドやミノキシジルと言ったAGA治療薬の効果を話すと、これだけで気が楽になる患者も少なくありません。

結果として症状が改善されて、本人も発毛や増毛を実感できると、気分が前向きになり性格も明るくなって来るケースが多いそうです。

もちろん、薄毛治療を勧めれば抑うつ傾向がおさまる場合だけではありません。そうした場合では、うつ症状に対し薬物治療を適切に組み合わせることもあります。

 

このように、薄毛の治療には、薄毛自体の治療だけでなく、心のケアもしてくれる病院は実は一般病院ではあまり見られないのが実情です。

ですので、できれば専門の薄毛治療病院、AGAクリニックで診てもらう事をおすすめします。

 

参考文献

講談社「薄毛・抜け毛を直す」 小林一広、脇坂長興、武田克之著